唐突に聞く。
悪魔ってなんだろうか。
『悪魔?マンガとかゲームとかに出てくるあの悪魔かい?』
違う。
私が言う悪魔とは正真正銘、自分の欲のために人を喰らうあの悪魔だ。
存在するだけで厄災を振りまくあの悪魔。
人間よりも遥か高みに立つ最強の存在、悪魔だ。
『その悪魔がどうしたんだい?少なくとも君のような少女には関係ないじゃないか』
そうでもない。悪魔は私を選んだ。私も悪魔を受け入れた。
そういう関係がある。
主従関係みたいなもので、私が悪魔を使役する。
悪魔は私を素体とする事でこの世に存在し続ける。
そう、私は悪魔を使役する悪魔使い。
人が憎むべき厄災の象徴たる悪魔を使役している。
だから魔法使いだけではなく人類にとって、私は敵であり悪魔なのだ。
右腕が異常な感覚を告げる。
どうかした?私の可愛い悪魔。
え?魔法使い?全て喰らって良いよ。
私の敵となるものは全て喰らって排除しよう。
子供?女?関係ないよ。容赦なくぶち殺せ。
私の敵なんだから。
もう一度言っておこう。
私は悪魔を使役する悪魔使い。
魔法使いにとって、人類にとっての敵である。


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